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レッドソックス吉田正尚「積み重ね。1個でも多く」メジャー通算250安打&150得点

スポーツ報知 2024年9月12日 12時24分

◆米大リーグ レッドソックス5×―3オリオールズ=延長10回=(11日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手が「5番・指名打者」で先発。今季22度目のマルチ安打となる4打数2安打1得点で、打率は2割8分7厘となった。吉田は2回1死の第1打席に、相手先発のクレマーから右前打を放ち、メジャー通算250安打を記録。左越二塁打で出塁した4回に、勝ち越しのホームに生還。こちらはメジャー通算150得点と、節目の打席を重ねた。チームは延長10回オニールの逆転3ランで5-3でサヨナラ勝ち。同カードを勝ち越し、プレーオフ出場に望みを残した。試合後の吉田の質疑応答は以下の通り。

 ―劇的なサヨナラ勝ち。ネクストバッターズサークルでサヨナラ3ランを見届けた。

 「ナイスゲームでした。いい景色でしたよ。素晴らしいホームランでした」

 ―マルチ安打。打席を振り返って。

 「コースにしっかり打ち返せたと思います」

 ―相手先発のクレマーは打ち込んでいる。

 「(昨日先発の)スアレスもそうでしたけど、変化球が中心となっていた。最後の打席は(力の)伝わり方が少し弱かった。角度的には悪くなかったと思います」

 ―変化球への対応は。

 「ゾーンの高めにくる変化球をイメージしていた。読みというか、バッティングカウントなら割り切りは必要かなと。追い込まれたらポイントをキツめで打ったりしますけど。昨日もカーブを打たされて、中飛だった。あそこは、右(体の右側)のブレーキが掛かれば、しっかり強く打てる。それが流れてしまうと手先になる。その反省が生きたと思います」

 ―メジャー通算250安打と150得点を立て続けに決めた。

 「積み重ねですから。1個でも多くという気持ち。良い(時と)悪い(時)がありながら日々やっています。その中で、昨日よりも(今日と)ちょっとずつ進化して、いい方向に行けるように毎日を過ごしています。その積み重ねということだと思います」

 ―オリオールズに勝ち越して、次はヤンキース戦。

 「この勢いで勝ち越して帰ってこれるように頑張りたいです」

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