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大谷翔平の“3つの最多”47号は追っかけファンの高校生がキャッチ「速くて怖かった」「本当に特別」

スポーツ報知 2024年9月12日 12時54分

◆米大リーグ ドジャース―カブス(11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が11日(日本時間12日)、本拠地・カブス戦に「1番・DH」で先発出場し、初回の第1打席で今季6本目で通算12本目となる先頭打者本塁打を放ち、21年の46本塁打を超える自己最多の47号とした。06年のD・オルティス(Rソックス)のDH選手としてのシーズン最多本塁打(オルティスは一塁で7本、計54本塁打)に肩を並べ、米通算218本塁打は韓国出身の秋信守(レンジャーズなど)のアジア出身選手の通算最多記録にも並んだ。

 2点を追う初回先頭。大谷が85・9マイル(約138・2キロ)スライダーを振り抜くと、打球角度19度で右中間席に吸い込まれた。打球速度118・1マイル(約190・1キロ)は7月27日(同28日)の敵地・アストロズ戦で放った32号の118・7マイル(約191キロ)に次ぐ速さで、飛距離は405フィート(約123メートル)だった。

 記念球をキャッチしたのは大谷が昨季まで所属したエンゼルス本拠地のあるカリフォルニア州アナハイム在住の高校生、ジャック・ペセカくん(17)。「(大谷の打球は)速くて怖かったよ。突然ボールが飛んできて、こっちに向かってきた。(グラブから)はじいてしまったけど、すぐに拾ったんだ」と興奮気味に話した。

 大谷のことはエ軍入団の18年からファンだったといい、同年のキャンプにも訪問。「ずっと彼を追いかけてきたし、本当に特別」と大事そうにボールを握りしめた。

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