ＦＣ東京の日本代表ＤＦ長友佑都が１２日、Ｗ杯最終予選の日本代表での活動を終えて、チームに合流した。前日１１日にバーレーンから帰国したばかりのため、この日は全体とは別メニューでの調整。その後、取材に応じ、代表での活動を終えて「すごい刺激をもらえた。今、世界のトップでやってる選手たちのエネルギーだったり、意識の高さ。あとは、代表を背負う緊張感、空気感っていうのは、そこにしかない部分。自分自身もエネルギーをもらって、まだまだなっていうのをまた思い知らされたし、そのエネルギーをね、チームに還元できるように。もうその一心でしかないかな、今は」。今回の最終予選の２試合はベンチ外となったが、３８歳の誕生日を迎えたこの日改めて大きな刺激を受けた様子を見せた。
また今回の代表には、元日本代表主将の長谷部誠氏がコーチとして初入閣。初日から指導にあたり、再び代表で時間を共にした。１８年ロシア大会まで共に３大会を戦った先輩の“代表復帰”に「ハセさんはいいね。やっぱりね、このいいねがどう伝わるかわからないですけど（笑い）、なんだろうね、安心感と信頼と、あとはやっぱりちょっと抜けててかわいい部分もあって、もう大好きですね」と笑顔。さらに自身は日本人初の５大会連続Ｗ杯出場へ意欲を示しているが「一緒にＷ杯を目指せる、ハセさんはね、コーチとして行くだろうから、僕もそこで一緒に戦いたいなと。立場は違いますけど、そういう気持ちでいますね」と意気込んだ。