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【巨人】マツダで4年ぶり3タテ!戸郷翔征6回0封、大勢1年3か月ぶり回またぎ あす13日にもM12点灯

スポーツ報知 2024年9月12日 21時7分

◆JERA セ・リーグ 広島0―5巨人(12日・マツダスタジアム)

 首位・巨人が2位・広島との3連戦で3連勝。マツダでは20年7月以来の3タテでゲーム差を4に広げ、最短であす13日に優勝マジック「12」が点灯する。

 積極采配が流れを呼び込んだ。先発の戸郷翔征投手は0―0の2回、無死一、二塁のピンチで7番・末包昇大外野手を併殺に打ち取り2死三塁に。すると阿部慎之助監督は迷わず8番・菊池涼介内野手に対して敬遠を申告。2死一、三塁で9番・床田寛樹投手の強烈なライナーを戸郷が好捕。無失点で乗り切った。

 直後の3回、先頭の7番・浅野翔吾外野手が初球を捉えて左翼線へ二塁打を放った。19歳が生んだこの日チーム初安打から勢いが生まれ、8番・門脇誠内野手は投手前へのバント安打で、床田の一塁送球がそれる間に、二塁走者の浅野が一気に生還し、門脇も二塁を陥れた(記録は投前安打と失策)。2死三塁から2番・坂本勇人内野手に二塁への適時内野安打が生まれ、4番・岡本和真の今季70打点目となる中前適時打も出て3点先取に成功した。

 投げては戸郷が6回1死満塁のピンチで6番・堂林翔太内野手、末包を連続空振り三振に斬って取り、6回116球5安打3四球6三振の熱投で無失点で役目を果たした。

 7回をケラーが抑えて8回はバルドナードが登板。ところが2死から安打、四球で一、二塁のピンチを招くと、阿部監督は守護神の大勢を投入した。大勢は3球目の暴投で二塁走者の坂倉を三塁に進めたが、末包を投ゴロに仕留め、無失点で乗り切った。

 途中出場の丸佳浩外野手に2ランが飛び出し、5点差となった9回も大勢が登板。23年6月3日の日本ハム戦以来の回またぎで完封リレーを締めくくった。

◆13日のマジック点灯条件 巨人がヤクルト戦(神宮)に勝利し、2位・広島が阪神戦(甲子園)に引き分けか負け、さらに4位・DeNAが中日戦(横浜)に敗れると、巨人に優勝マジック12が点灯する。

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