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【阪神】通算918安打の近本光司が“ミスター超え”視野 入団6年目の通算安打数で歴代トップ・長嶋茂雄まで残り8本

スポーツ報知 2024年9月13日 5時0分

◆JERAセ・リーグ 阪神-DeNA=雨天中止=(12日・甲子園)

 阪神・近本光司外野手(29)が12日、“ミスター超え”を視野に入れた。ここまで通算918安打を積み重ねてきた虎の安打製造機。入団から6年目の通算安打数で歴代トップの長嶋茂雄まで残り8本に迫る。この日は試合開始前に突然のすさまじい雷雨で今季8度目の中止。甲子園7連戦に思わぬ休養日が生まれたが「何の影響もない。気にする必要はない」と冷静に記録更新を見据えた。

 節目到達へ、まずは格好の獲物が待つ。13日からは2位・広島との2連戦(甲子園)。本拠では今季2勝6敗と大きく負け越す難敵で、さらに初戦の先発は“虎キラー”の大瀬良だ。今季は5戦で0勝2敗。防御率1・14と完璧に封じられているが、ほぼ唯一快音を響かせているのが近本だ。12打数4安打で打率3割3分3厘。22年以降は26打数12安打の同4割6分2厘と好相性を誇る。右腕攻略へ「打てるように頑張ります」とどっしりと構えた。

 残り14戦。首位・巨人とのゲーム差は4に開き、球団史上初のリーグ連覇は遠のきつつある。リードオフマンは「気にしたところで、ねえ…。僕らは勝つだけなので、どれだけ差が開いていようが一緒」と目の前の一戦に集中する。まさに土俵際の崖っぷち。自身の安打量産を突破口に、何とか食い下がる。(直川 響)

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