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レッドソックス吉田正尚、ヤンキース左腕先発でベンチスタート…今季最後の伝統の一戦4連戦

スポーツ報知 2024年9月13日 7時37分

◆米大リーグ ヤンキース―レッドソックス(12日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 レッドソックス吉田正尚外野手は、敵地のヤンキース戦でベンチスタートとなった。ヤ軍先発は左腕コルテス。吉田は3試合連続安打中だが、レ軍は相手先発によって打線を入れ替えるツープラトン制を採用しており、この日のスタメンは右打者を多くそろえた。

 今季最後の伝統の一戦4連戦の初戦。今年は2度顔を合わせており、ともにレ軍が2勝1敗で勝ち越している。

 試合前にヤ軍のブーン監督は、今季、開幕当初の予想に反してプレーオフ争いに残っているレ軍にについて「驚きはない。伝統的なレッドソックスの戦い方ではないが、運動能力の高い選手が、複数ポジションを守る柔軟性がある」と印象を述べた。

 一方、レ軍のコーラ監督は「9月にこのカードが注目されるのは、球界にとっていいこと。視聴率も出るだろう。いい野球をしなければいけない」。昨年はヤ軍がア・リーグ東地区4位、レ軍が最下位と沈んだライバル対決だけに、FOX局による全米中継を前に意気込む。今季51本塁打、打率3割2分と、ア・リーグMVP候補のヤンキースの主砲ジャッジについては、「今季のストライクゾーンの支配は、過去イチ。非現実的だ」と警戒した。

 吉田は、試合前、希望者によるフリー打撃練習に参加しなかったが、外野の特守を行って調整。代打での出番に備えた。

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