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レッドソックス吉田正尚、ヤンキース戦の9回に代打で二ゴロ「打たされた。少し先っぽでバットが折れた」

スポーツ報知 2024年9月13日 12時34分

◆米大リーグ ヤンキース2x―1レッドソックス=延長10回=(12日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は敵地のヤンキース戦でベンチスタート。1-1で迎えた9回先頭で代打で起用され、ヤ軍4番手のケンリーと対戦し、二ゴロに倒れて1打数無安打、打率は2割8分6厘となった。試合は延長10回無死二塁からヤンキースのソトに適時中前打を打たれ、1―2で今季5度目のサヨナラ負けとなった。

 出番はあっけなく終わった。1―1のまま9回に突入した伝統の一戦。ヤ軍の4番手右腕に対し、レ軍は右打者のゴンザレスに代え、代打・吉田を投入。勝ち越しの口火を切りたい場面だったが、ボールカウント2-1から4球連続で来たチェンジアップで、二ゴロに倒れた。

 「チェンジアップ(が来ると)、分かってはいたんですが。少し(バットの)先。バットも折れてしまった。打たされたという印象ですね。もう少し引きつけて(打てば良かった)という感じですね」

 7月5日の同カードでは、2点を追う9回2死、ヤ軍の抑え、ホームズから劇的な同点2ランを放ち、クラッチヒッターぶりを発揮したが、再現とはならなかった。試合前に「3番・右翼」に入っていたレフスナイダーが急きょスタメンを回避。吉田はハドソン三塁コーチと外野に出て、単独で守備練習を行うなど「色んなオプションがあったと思います」とあらゆる場面を想定して備えたが、唯一の出番は悔しい結果となった。

 レ軍は、7投手の継投で接戦に持ち込んだが、打線は得点圏で11打数無安打。ジャンセンのソロによる1点にとどまった。コーラ監督は「なかなか得点出来ない期間が続いているが、久しぶりに4四球を選んだり、良いことも起きている」と好材料を見出した。きょう第2戦は右腕シュミット。先発起用が期待される吉田は、「選手は皆、分かっているとおもいます」と前を向いた。

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