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ルメール騎手トークショーで明かす 日本で乗りたかったのはディープインパクトと、フランスでGⅠを制した…

スポーツ報知 2024年9月13日 14時38分

 クリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が9月13日、京都府四条通り河原町の京都高島屋S.C.(百貨店)で前日から開催されている「JRA70周年記念展示~人と馬の物語~」でスペシャルトークショーを行った。

 冒頭から昨年末に引退したイクイノックスの話題に。パドックで初めて乗った時から、すごく強い馬だと感じていたという。最も印象に残っているレースは「メンバー的にも、コース的にも負けられないレース。これで負けたら騎手のせい」という大きなプレッシャーに打ち勝ち、1分55秒2という驚異のレコードで勝った昨年の天皇賞・秋を挙げた。

 また、過去に乗りたかった日本の名馬も2頭ピックアップ。まずはディープインパクトだ。自らが騎乗したハーツクライで2005年の有馬記念で国内唯一の黒星をつけているが、「彼の背中に乗っていると、ものすごいスピードを感じたと思う」と絶賛した。

 そして、もう一頭は1990年代後半に名マイラーとして知られたタイキシャトル。「1600メートルで素晴らしい馬。スピードとパワーがすごい。見た目に格好いい馬でした」と母国フランスのジャック・ル・マロワ賞(1998年)も勝っている栗毛の怪物に思いをはせた。

 トークショーは40分近く行われ、抽選で選ばれた100人だけでなく、立ち見でも多くのファンが駆けつけた。「フランス人として、凱旋門賞は一番勝ちたい。毎年トライしたい」「日本に来た当初、色々と手伝ってくれた武豊はベストフレンドです」など今年もリーディングトップを走る名手の話に聞き入っていた。

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