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石丸伸二氏、自民総裁選の戦術を分析「独り勝ちを許さない。駆け引きが必要」

スポーツ報知 2024年9月13日 20時6分

 ABEMAの討論番組「FOR JAPAN―日本を経営せよ―」(金曜・後9時半)の公開収録が13日、都内で行われ、前広島県安芸高田市長で7月の都知事選に出馬した石丸伸二氏(42)がゲスト出演した。

 番組ではメディアの功罪などをテーマにMCの古舘伊知郎氏(69)らと激論。収録後に取材に応じた石丸氏は「古舘さんと対峙(たいじ)する場面において、緊張しないわけがない。石丸伸二という人間が生まれてこの42年で積み上げてきたものすべてをもって臨んだ」と語った。

 収録では「古舘新党」を結成する夢プランが持ち上がったと明かす石丸氏は「キャラが立ちすぎて、もめごとしかない烏合の衆。いつか出てくるかもしれない」とニヤリ。「古舘伊知郎の個性がどのように作られ、そしてそれをこれから先どう生かしていくのか、古舘イズムをどう残していくのか、ということには興味がありますね」と語った。

 連日ニュースを騒がせている斎藤元彦・兵庫県知事について尋ねられると「率直に申し上げて食傷気味。全国民がもううんざりしている。芸能人の不倫報道並みに意味がない」とバッサリ。「(知事を)今までほったらかしにしていた県議を問い詰めたり、自民党や維新の責任を追求するとか、県庁の内部統制の方に着目するとかの方が広がりがあるのでは」と語った。

 また石丸氏は、都知事選を戦った経験をふまえ、27日投開票の自民党総裁選を自分ならばどう戦うか問われ「最終的に決選投票になることが分かっているんだから、いかに自分が良い看板かをアピールするのに必死になる」と分析。「決選投票に残る戦術を考えて独り勝ちを許さない。身内とはいえそういう駆け引きも必要。いい子でいたいなら勝てない」と語った。

 総裁選の報道に対しては「一国民としてはうまく政治に関心が持てるような報道に期待したい」とメディアに“注文”。「横並びの報道になっているので見ててつまんないです。誰かが切り口を変えればいい。皆さんが普段見ているところからじゃない立ち位置からのぞいてみたら面白い世界じゃないか」と語った。

 この日の収録の模様は、10月に4週にわたって放送される。

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