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吉田拓郎、ラジオがテーマのミニアルバムを11月20日に発売 22年に歌手活動撤退も今作限りの復帰

スポーツ報知 2024年9月14日 0時0分

 歌手の吉田拓郎(78)が13日、ニッポン放送「吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」(後10時)に出演し、11月20日にミニアルバム「ラジオの夢」を発売すると発表した。22年末をもって音楽活動の第一線から退いていたが、今作限りの復帰となる。

 きっかけは昨年12月にニッポン放送からのリクエストにより「―GOLD」の年末特番でパーソナリティーを務めたこと。そこで自身におけるラジオの存在の大きさを再認識し、今年に入って楽曲制作をスタート。6月からレコーディングに入り、同局の開局70周年にあわせてラジオへの感謝を伝えるべく「ラジオ&青春」をテーマにしたミニアルバムを制作した。

 アルバムには今作のために書き下ろした新曲「Address Unknown」「主役」の2つを含む全5曲を収録。楽曲リリースは、22年6月に発売したアルバム「ah―面白かった」以来約2年半ぶりとなる。

 発売にあたり、吉田は文書でもコメントを発表。「ラジオさん、いっぱいワガママをきいてくれてありがとうございました。いっぱい悲しみを隠してくれてありがとうございました。いっぱいの怒りのときに背中を押してくれてありがとうございました。いっぱいの涙をふいてくれてありがとうございました。いっぱいの疑問に答えを導いてくれてありがとうございました。ありがとう、ラジオ。これからも、僕は君のそばに」と、あふれるラジオへの思いをつづった。

 〇…「ラジオの夢」は、書き下ろし以外もファン垂ぜんの楽曲となっている。「五月の風part2」は、加藤和彦さんとの共作「5月の風」を自ら作曲を行い“リニューアル”。「真夜中のレター」は、70年代に自身がパーソナリティーを務めたニッポン放送「バイタリス・フォーク・ビレッジ」のテーマ曲に新たな歌詞を加えてリメイクした。ほかに、城卓矢さんのミリオンセラー「骨まで愛して」をカバーした。

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