男子１００Ｍのサニブラウンは１０秒１０で６位 自身初のダイヤモンドリーグ・ファイナル

◆陸上　ダイヤモンドリーグ（ＤＬ）ファイナル（１３日、ベルギー・ブリュッセル）

　男子１００メートルで世界選手権２大会連続ファイナリストのサニブラウン・ハキーム（東レ）が自身初のＤＬファイナルに臨み、１０秒１０（追い風０・１メートル）で６位だった。優勝は９秒９３でＡ・ブレイク（ジャマイカ）。

　今夏のパリ五輪では日本勢で唯一、準決勝に進み、９秒９６の自己ベスト。世界大会での日本人最速記録をマークするも、決勝進出ラインにはわずか０秒０３及ばず。日本勢９２年ぶりとなる五輪の決勝とはならなかった。レース後は「悔しさが一番頭に上がった。五輪は全く違う。ここでメダルをとっている選手がいかにすごいのか、感じた」と話していた。

　ＤＬファイナルは年間シリーズを通してポイントの上位選手のみが出場できる。日本からは過去最多の５人が出場している。