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ドジャースのエース復帰が白紙に 予定のメニュー消化できず指揮官「後退した」

スポーツ報知 2024年9月14日 7時14分

◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(13日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日午前8時20分開始予定)、敵地・ブレーブス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。11日(同12日)の本拠地・カブス戦で本塁打を放って盗塁を決めて「47本塁打&48盗塁」。残りは16試合。前代未聞の「50―50」へ前進することが期待される。

 この日の試合前、右肘を痛めて負傷者リスト(IL)に入っているエース右腕のグラスノーが実戦形式で打者に投げる予定だったが、ブルペンでの投球練習中に右腕に違和感を訴え、メニューを消化できなかった。グラウンドでは練習へ向けた準備が進められ、数人の打者も準備していたが、ベンチ裏へと下がっていった。

 ロバーツ監督は「右腕に違和感を感じた。(リハビリが)後退した」と説明。今後のリハビリについても白紙であるとした。今季ドジャースに加入したグラスノーは開幕投手を務めるなど、22登板で9勝6敗、防御率3・49の成績を残してチームを引っ張っていた。だが、16年にメジャーデビューしてから故障が多く、最も投げたのがレイズに所属していた昨季の120イニングで、今季はすでに134イニングを投げている。

 ドジャースの先発投手陣は山本が復帰したが、カーショー、ストーンらが離脱しており、ビューラーとミラーも不調が続き苦しい台所事情になっている。

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