◆米大リーグ ブレーブス６―２ドジャース（１３日、米ジョージア州アトランタ＝トゥルイストパーク）
ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１３日（日本時間１４日）、敵地・ブレーブス戦に「１番・指名打者」でフル出場したが、２三振を喫するなど４打数無安打に終わり、「４７本塁打＆４８盗塁」は足踏みとなった。チームも２回までに５点を失う厳しい展開で完敗した。
先発の２４歳新人右腕・シュウェレンバックに対し、初回先頭の１打席目は中飛。２、３打席目も空振り三振、左邪飛に倒れた。８回の４打席目は３番手右腕・ヒメネスと対戦したが、高めの直球に手が出て空振り三振。１１日（同１２日）の本拠地・カブス戦では先頭弾を放って二盗も決めるなど４打数２安打３打点と大暴れだったが、９月１１試合で５度目の無安打となった。９月の月間打率は２割５分。３本塁打は放っているが、絶好調とは言えないようで納得のいかないような表情を見せた。
ドジャースは先発の新人右腕・ナックが初回にオルソンに右翼への適時二塁打を浴びて先制を許すと、２回にはソレア、ウルシェラに２本の２ランを浴びて２回７安打５失点でＫＯ。デビュー１２試合目にして最短で、失点は最多で、グラスノー、カーショー、ストーンが離脱するなど厳しい先発陣を救うことが出来なかった。３回からはグローブ、グラテロル、ハニーウェルが７回まで無失点継投。だが、雨の降る中だった試合でドジャース打線のバットも湿り気味で、３回にロハスの５号ソロ、４回にエドマンの右前適時打で２点を返したが、序盤の大量失点が重くのしかかり、８回にはハニーウェルがダメ押しの適時二塁打をハリスに許した。
地区優勝へのマジックはこの時点で「１３」で変わらなかった。