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幕下最下位付け出し格の三田が勝ち越しに王手 「自信?ちょっとずつですね」

スポーツ報知 2024年9月14日 14時4分

◆大相撲秋場所7日目(14日、東京・両国国技館)

 昨年10月の国体でベスト8に入り、幕下最下位格付け出しの資格を獲得した近大出身の三田(二子山)が西三段目筆頭・安芸乃山(高田川)を突き出して3勝1敗。勝ち越しに王手をかけた。

 177センチ、193キロの大きな体に突っ込んでいった。相手の引き技にも警戒しながら懐に飛び込みながら突き出した。「自分の相撲が取れました。自分は体が小さい(173センチ、118キロ)ので、まわしを取らせないように。自信? ちょっとずつですね」と振り返った。

 国体後の全日本選手権で右膝前十字靭帯(じんたい)断裂、半月板損傷の大けがを負って、デビューが遅れてしまったが、三田は自分のペース、自分の相撲で前に進んでいる。師匠の二子山親方(元大関・雅山)から「自分パフォーマンスをしっかり出して行きなさい」とだけアドバイスを受けている。三田は一歩、一歩だ。

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