プロバスケットボール男子Ｂ１リーグの千葉ジェッツに加入した日本人２人目のＮＢＡプレーヤー・渡辺雄太が１４日、新本拠地である船橋市・ららアリーナ東京ベイで開催されたチームのイベントに登場。ファンの前で初めて、千葉Ｊのユニホーム姿をお披露目し、ひときわ大きな大歓声を浴びた。「みなさん、こんにちは。渡辺雄太です。素晴らしいアリーナとみなさんと一緒に優勝を目指して頑張っていけたらと思っている」とあいさつした。
高校卒業後から米国に渡った渡辺にとって、今季が初めてのＢリーグ。「Ｂリーグに参戦するのが初めて。楽しみたい」と胸を高鳴らせた。司会者から「対戦したい選手」を問われると、１０月５、６日の開幕ゲームで対戦する宇都宮から「（長年一緒に日本代表として戦った）比江島慎、マッチアップしたいです（笑い）」と“宣戦布告”した。
渡辺は昨季まで世界最高峰のＮＢＡで日本人最長の６シーズンをプレー。グリズリーズでの昨季を終えると、自身のＳＮＳで新シーズンからＢリーグ参戦を表明した。約２０チームが動いた史上最大規模の“争奪戦”で、最終的に決めたのはリーグ屈指の強豪・千葉Ｊ。８月下旬に行われた会見では「どのチームも魅力的なオファーをくださった」と感謝し、その中で「どこよりも千葉Ｊが熱量をくださったかなと感じている。このユニホームを着てプレーできることは光栄。優勝を目指して頑張っていきたい」と語っていた。
千葉Ｊは１５日にＳＲ渋谷、１６日にソウルＳＫナイツとプレシーズンゲーム（ららアリーナ東京ベイ）を行う。