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【中日】福谷浩司が2勝目&決勝打 連敗ストップで最下位再転落阻止 立浪監督「野手ももっと奮起して」

スポーツ報知 2024年9月14日 18時43分

◆JERAセ・リーグ DeNA2ー4中日(14日・横浜スタジアム)

 中日は、先発した福谷浩司投手が投打で活躍し、勝利に貢献した。チームは連敗を3で止め、最下位再転落を免れた。

 中6日での登板となった福谷は、初回2死一塁から、4番・オースティンにバックスクリーンへの23号2ランで先取点を献上。2回にも得点圏に走者を背負ったが、3回以降は「(ボールの)引っかかりが多かったので、(投球時の)歩幅をちょっと広げて、イメージを変えた」とマウンドで修正。3回以降は無安打投球の6回3安打2失点で、白星をたぐり寄せた。

 バットでも魅せた。2―2の6回1死一、二塁。勝ち越しの絶好機で、福谷はそのまま打席へ。山崎康の初球、140キロの変化球を引っ張った。左翼線への鋭い打球が左翼に転がる間に、走者2人が生還。“自援護”の2点適時二塁打で、勝ち越しに成功した。これが決勝打となり、「来た球に食らいついたら、いいところに転がった。運がよかった」と汗を拭った。

 投打で光った福谷に、立浪監督は「絶好機になっても、福谷を行かせようと思っていた。初回に打たれたけど、粘ったことが逆転につながった」と笑顔。「野手ももっと奮起してほしい」と発奮を促した。

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