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【阪神】自身2度目サヨナラ打の中野拓夢、9月に打率3割4分1厘と上り調子の要因は…

スポーツ報知 2024年9月14日 18時55分

◆JERAセ・リーグ 阪神4×―3広島(14日・甲子園)

 阪神・中野拓夢内野手が昨年4月18日・広島戦(甲子園)以来、自身2度目のサヨナラ打を放った。

 「絶対に自分が決めるという気持ちを持っていたので、いい結果になったかなと思います。チャンスでなかなか打てない打席が続いていて、ふがいないというか、チームを引っ張る身としてなかなか結果が出なかったのは、すごく苦しいことでしたけど。チームが勢いに乗ってきている中で自分としてもその勢いに乗りながら、調子も徐々に上がってきているので、いい一本が打てたなと思います」

 3―3の9回2死二、三塁。黒原から決勝の中前適時打を放ち、歓喜のウォーターシャワーに身をゆだねた。4回にも左前打を打っており、これで9月に入り11試合で44打数15安打の打率3割4分1厘。8月に打率1割5分4厘と苦しんだ選手会長が、上り調子で攻撃陣を支えている。

 調子が上がってきた要因については「構えの部分で少し力んでしまう部分があったので、構えから足を上げるまでの力感をなくすというか。あまり力を入れず楽にボールを見るってことを考えたら、いい形でボールを見られますし、体の使い方もいい形になってきている」と説明。「選手は上しか見ていないので。優勝することだけを考えて、目の前の試合をどうしたら勝てるのかを考えながらやっている段階ではあります」と前を向いた。

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