フィギュアスケート男子で２０１８年平昌、２０２２年北京両五輪メダリストの宇野昌磨さんが１４日、都内でアンバサダーを務める「ミズノ」主催のイベントに登場。トークショーで質問に答えるなどファンとたっぷり交流した。
イベント後には囲み取材に応じ「少しでも楽しんでいただけたらという思いの中で、すごく良いトークショーになったなって自分的には思う。皆さん楽しんでくれていたらいいなと思う。自分が応援している選手に質問する側になったら、めっちゃ緊張するだろうなと思った」などと感想を語った。
８月に閉幕したパリ五輪では最終種目の鉄棒で、大逆転金メダルを獲得した体操団体の男子日本代表に感動したという。「最後の一瞬まで順位が分からなかったんですけど、全員が失敗できない状況でお互いが鼓舞し合ってメダルに向かっていく姿は、スポーツの良さがにじみ出ていた。体操のルールが詳しくは分からなくても、それでも楽しめたというところに、スポーツの良さ、団体ならではの良さがあったと思う」と話した。
フィギュアスケートも２２年北京五輪では初めて団体戦で銀メダルを獲得。宇野さんも初の快挙に貢献し、「日本がここまで強くなれたことがすごいと思う。これからが楽しみ」と、後輩スケーターたちのさらなる活躍を期待した。