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張本美和、決勝進出ならず 準々決勝で陳幸同を撃破も世界1位の孫穎莎に2―4で敗れる…WTTチャンピオンズ・マカオ

スポーツ報知 2024年9月14日 22時38分

◆卓球 ▽WTTチャンピオンズ・マカオ 第6日(14日、中国・マカオ)

 女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク8位の張本美和(木下グループ)は同1位の孫穎莎(そん・えいさ)に2(10―12、12―14、11―9、13―11、3―11、8―11)4で敗退した。

 過去5連敗していた強敵の壁にまたしても跳ね返された。第1ゲーム(G)から接戦を演じた。ラリーで積極的にコースを変え、7―7から3連続得点。先にゲームポイントを握ったが、孫のレシーブに屈し、5連続失点でゲームを先取された。第2Gも終盤まで接戦を演じて奪われた。

 第3Gで相手のレシーブに対応し、フォアで攻めて反撃を試みた。第4Gは9―10からフォアを長く出し、相手のリズムを崩すと痛烈なバックハンドドライブ。終盤に精度の高いラリーで追いつき、13―11で取り切った。だが、第5Gは孫の打球の威力が一段と上がった。序盤に孫の5連続得点で流れが傾くと、張本美は3―11で取られた。第6Gは中盤に追いついたが、8―8から孫が台上で好機をうかがい、バックハンド。続いてラリーから体をねじるようにフォアをクロスに決めると、張本美は動けず。結局8―11で取られた。孫を相手にいずれのゲームも接戦を演じたが、決勝進出は果たせなかった。

 13日の準々決勝で世界ランク6位の陳幸同(ちん・こうどう)をゲームカウント3―1で破り、日本勢で唯一の4強入りを果たした。孫とは、世界ツアーでは過去5度の対戦で、23年12月のWTTファイナル名古屋大会では一時2―1で勝ち越すなど女王を追い詰めたが、フルゲームで惜敗。残りの4試合はいずれもストレートで敗れており、通算6連敗となった。

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