Ｂ’ｚのギタリスト・松本孝弘が率いる「ＴＭＧ（ＴＡＫ ＭＡＴＳＵＭＯＴＯ ＧＲＯＵＰ）」が１５日、東京・港区のハードロックカフェ東京で記者会見を行った。
２００４年に松本が米バンド「ミスター・ビッグ」のエリック・マーティン、米ハードロックバンド「ナイト・レンジャー」のジャック・ブレイズらに声をかけて結成したバンド。この日、同所で開催されたバンドの新アルバム「ＴＭＧ ２」（１８日発売）の先行リスニングパーティーに招待された１００人の前にサプライズ登場した松本は「とても久しぶりなので楽しいですね。あまりこういうことなかったので、新鮮でした」と頬を緩めた。
２０年ぶりの再集結となった理由について「今までも時々話が出てたけど、みんなのスケジュールを合わせるのが難しかった。改めて集まるタイミングが２０年後だっただけで、計った訳ではない」と説明。「おととしの１１月に電話して、『もう１回やるのはどうかな？』と。すぐに返事が返ってきて、みんなのスケジュールも考慮して再来年やろうということになった」と明かした。
１９日からは全国６会場を巡るツアーが開幕予定。リハーサルも行ったといい、「２０年ぶりにやった感じはなかった。初日である程度形になって、２日目以降どんどん良くなっていった」と手応え十分。本番に向けて「みんなで一丸となって素晴らしいサウンドを聴かせられるように頑張ります」と誓った。
会見に同席したベース＆ボーカルのジャックも「全公演に対して既に興奮しています。松本さんは最高のホスト（主役）だと思ってますし、夢のようです」と笑顔。ボーカルのエリックも「この瞬間をずっと待ってました。これからエキサイティングな毎日が始まると思います」と期待を膨らませた。