◆ＪＥＲＡ セ・リーグ 巨人６―３中日（１５日・東京ドーム）
巨人が中日に勝利して連敗を止めた。今季初の中４日で先発した菅野智之投手は６回途中まで投げ１０安打３失点で降板したが、直後に４番・岡本和真内野手の２３号ソロ本塁打で勝ち越し、吉川尚輝内野手のこの試合４打点目となる２点三塁打で追加点を挙げて逃げ切った。２位の阪神も勝ったため、ゲーム差は変わらず「２」のまま。
【巨人・阿部慎之助監督の試合後のコメント】
―昨日アドバイスを送った吉川が３安打４打点。どんなアドバイスを
「いや特には。はい」
―素晴らしい活躍でしたね
「いやもう素晴らしかったですね。はい」
―岡本和が４番の働き
「４番が打てば、勝てる確率は上がってくると思っているんで。ナイスホームランだったなと思います」
―菅野は中４日での登板。交代するときに何か声を掛けていた
「いや大城をファーストで使ったのは僕のせいなので申し訳ないと言って。はい、それだけです」
―次の投球も大事になる
「いやもう全部ね、大事だと思いますので。今日のような緊張感のある、緊迫感のあるゲームがずっと続いていくと思うので、僕らも集中力と平常心でやりたいなと思います」
―坂本がベンチ外。明日の様子を見て
「そうですね。この勝ちでたぶん見ていると思うんでね。明日には元気になるんじゃないかなと思います」
―明日の先発は赤星
「いやもう１人でも多く、１つでも多くアウトを重ねてね、明日は全投入するつもりなので、気楽にいって欲しいなと思います」
―菅野は中４日で試合を作った
「そうね、あの大城のミスとかも帳消しにしたりね。すごい頑張ってくれたなと思います」
―大城卓は慣れない一塁とはいえやりようがあったか
「まあ、あのミスはもうしょうがないんだけど。やっちゃったもんはね。その後の打席、１回も振らずに帰ってくる、あの精神力の弱さが露呈しちゃったよね。自分で打って返すぞって、１、２、３でね、３球振ってくる方がまだいいですよね。見ててね。そこはちょっと苦言を呈したいなと思うね」