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【大学野球】元ロッテ・渡辺俊介氏の長男・向輝がホロ苦初先発 2回7失点で降板

スポーツ報知 2024年9月15日 19時4分

◆東京六大学秋季リーグ戦第1週第2日▽東大1―12早大(15日・神宮)

 東大が2試合連続の大敗で勝ち点を落とした。2回に7点、3回に5点と序盤に大量失点。8回に1点を返すのが精いっぱいだった。

 先発のマウンドを任されたのは元ロッテの渡辺俊介氏(48)を父に持つ渡辺向輝投手(3年=海城)。初回は無失点に抑えたものの、2回に5安打に2四死球が絡み7失点で降板した。チームは14日の第1戦でも0―20で大敗しており「今日は自分が5回から7回を3失点くらいのイメージで頑張ろうと思っていたのですが、結局昨日と同じようなかたちになってしまったのがすごく悔しいです」と振り返った。

 通算10試合に登板していたが、すべてリリーフ。今春は8試合を投げ防御率2・45を記録した。この日がリーグ戦初先発で大久保裕監督(66)は「春が終わった段階で秋に先発陣に入ってもらおうと。夏場のオープン戦もその前提でやってきて、それなりに結果を残してくれた」と先発に抜擢した理由を説明。渡辺も「配球とかパターンを変えてイニングを持たせるようにという練習はしてきた」と準備をしてきたが、成果を発揮できなかった。

 次戦は21日の明大戦。渡辺は今後に向け「こういう試合がたまにあるのは仕方ない。勝てる試合でビシッと抑えて、打たれるときはしょうがないと割り切っていこうと考えています」と前を向いた。

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