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【大学野球】早大・吉納翼が今季2試合目にして3号もメモリアル弾逃す「昨日1本に抑えておけば」

スポーツ報知 2024年9月15日 20時5分

◆東京六大学秋季リーグ戦第1週第2日▽早大12―1東大(15日・神宮)

 早大が東大に2試合連続の大勝で勝ち点を1とした。打線は2回、14日に満塁弾と3ランを放っていた吉納翼副将(4年=東邦)から右越え2ランが飛び出すなど7得点。3回にも5点を追加し東大を突き放した。先発の宮城誇南投手(2年=浦和学院)は6回までノーヒットに抑える好投を見せた。

 もう驚かない。2回1死、1ボール2ストライクからの6球目を芯で捉えると、打球は一直線でライトスタンドに届いた。2試合で3本塁打を放ち「完璧でした」と絶好調ぶりを見せつけた。

 14日に放ったのは、リーグ戦通算3997号と3998号。この試合前に慶大対立大が行われており、立大の小林隼翔遊撃手(はやか、1年=広陵)がメモリアル弾を放っていた。吉納の2ランは4001号になってしまい「昨日自分が1本に抑えておけば4000号だったので悔しい」とコメントし報道陣を笑わせた。

 また、この日は小宮山悟監督の59歳の誕生日。「今日は監督の誕生日なのでこれ(ホームランボール)は監督に捧げたいと思います」と発言すると、指揮官から「は?」と小宮山節が炸裂。しかし、教え子の活躍に誇らしげな表情を見せていた。

 次戦は28日の法大戦。「ホームランも打てて四球も選べているけど、打ち取られるときの内容があまりよくない」と現状に満足しない吉納。法大にはプロ注目の最速157キロ右腕・篠木健太郎投手(4年=木更津総合)がいる。「法政でいいピッチャーがくる。それに向けてしっかりやっていきたい」と意気込んだ。

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