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【高校野球】報徳学園がサヨナラ負けでセンバツ絶望的 大角健二監督「まだまだもろさを感じた」

スポーツ報知 2024年9月16日 5時0分

◆秋季兵庫県大会▽2回戦 西脇工4X―3報徳学園(15日・明石トーカロ)

 2年連続センバツ準優勝で、今夏の甲子園にも出場した報徳学園が、秋季兵庫県大会2回戦で西脇工に3―4のサヨナラ負けを喫した。秋の初戦敗退は24年ぶりで、来春のセンバツ出場は絶望的。14日に敗れた明石商と社に続き、今夏4強校のうち東洋大姫路を除く3校が2回戦で姿を消した。

 同点の9回2死二塁、遊撃内野安打で三塁を回った二塁走者が降旗洸捕手(1年)の後方を駆け抜け、王者の初戦敗退は決まった。0―2の4回に降旗の3ランで逆転したが、先発の最速145キロ右腕・江藤達成(1年)が6回に1死満塁とされ、背番号1の岡田壮真投手(2年)にスイッチしたものの同点スクイズを決められた。甲子園経験者は3人で、スタメンは9人中7人が1年生。直前には主力選手の故障もあった。「まだまだもろさを感じた」と大角健二監督(44)。江藤と岡田で計7四死球と流れをつくれず、打線は7回以降、毎回先頭が出塁しながら1点も奪えなかった。

 前チームは、U―18日本代表の今朝丸裕喜、間木歩(ともに3年)の二枚看板が躍進を支えた。「2人が勝たせるピッチングをずっとしていたから、春の準優勝もあった。今の僕と岡田さんはそこまでいけていないので、2人を目指してやっていきたい」と江藤。新たな二枚看板形成へ、冬の猛特訓を誓った。(瀬川 楓花)

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