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【阪神】岡田彰布監督、リリーフ信頼「あんなんピンチでもない」リクエスト結果に「セーフと思うけどなあ。しょうがない」

スポーツ報知 2024年9月15日 22時15分

◆JERAセ・リーグ 阪神2―1ヤクルト(15日・甲子園)

 阪神が今季最多の貯金10とした。首位・巨人に大きなプレッシャーを与える3連勝。初回に先取点を許したが、2回に2者連続本塁打で逆転した。1死から佐藤輝が高梨のフォークを捉え、右越えの14号ソロで同点。前川が右越えの勝ち越し4号で続いた。先発のビーズリーは6回2安打1失点。初回の失点から立ち直り、9奪三振の力投で8勝目を挙げた。7回は石井が3者凡退。8回は桐敷が2死一、二塁で村上を中飛に打ち取って切り抜けた。9回はゲラが2死から満塁を招いたが、代打・沢井を空振り三振に仕留め、1点差で逃げ切った。

 以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答

(テレビ中継のインタビューで)

―最終回は満塁をよくしのいだ

「ねえ。ツーアウトになってからね。まあ、0点でよかったいうことでしょうね」

―ビーズリーは6回1失点

「もう1イニング、というのがあったので。5回で打席まわったんだけど、球数とかあって。(6回は)中軸だったけど、あそこは、もう1イニング頑張ってくれということで。あそこまで投げてくれたら十分です」

―8勝目だが、頼もしい

「一番ね、中6日とかそういう間隔でやってないんだけどね。うまく調整して、投げてくれますね」

―3者凡退の石井は、さすが

「ああ、そうですね。とにかくこれからはイニングを0点で抑えていくことが大事と思うので」

―桐敷、ゲラもピンチはあったが、無失点だったことが全て

「そういうことです」

―佐藤輝の本塁打はどう評価

「評価っていうか、まあいい当たりで、あれぐらいのライナーだったから風も関係ないし。初回が嫌な3者凡退で、先制もされたし、そういう意味では早いイニングで追いついたのは大きかったですね」

―前川も逆風の右翼席に

「打った瞬間ね。これはいったなと思ったですけどね。もうホント、いい当たりやったですね」

―あすは大竹が先発

「もう、いけるとこまで何とか最少失点でね、いってくれれば。もう明日最後なんで、7連戦も。雨もあったけど、後ろのピッチャーも、今日は岩崎も休めたので。どんどんつぎ込んでいきたいと思いますけどね」

(囲み取材で)

―7回に本塁セーフの判定が相手のリクエスト成功でアウトに。追加点を逃した後の8回を桐敷が踏ん張った

「あれしかし、アウトか? (3回の近本の盗塁死と)2つともなあ。あれお客さんも見てるからなあ、普通に見たらセーフと思うけどなあ。まあなあ、アウト、セーフ言うた審判が行かれへんから。しょうがない、そんななあ」

―桐敷が直後のピンチを切り抜け

「いや、あんなん、ピンチでもないやろ。ちょっと(投手コーチに)聞きに行かせて。俺、サンタナを歩かせて村上と勝負するんかなと思っとったけどな」

―サンタナは勝負した結果的に四球。村上を打ち取ったが、選択は本人たちに任せた

「そら、サンタナ勝負やったけどな。サンタナ勝負します、と言うてたけど。まあ別に一塁空いてたから。まあ、2アウトやから、1人アウトにすればいいんやから」

―リリーフ陣も緊張感が高まる中で奮闘

「いや、そら高まるよ。そんなの当たり前のことやんか。ゲーム展開も、こんなゲーム展開やしな。時期も時期やし、そら緊張するのは当たり前や」

―前川は13日に調子が上がってきたからスタメンに戻したと話していたが

「そうそうそう。(13日に)3本打ってなあ、だいぶようなってきたからな。あんまり左(投手)で崩したくなかったからな(14日はベンチだった)。せっかく調子上がってきたのもあったから」

―数日前に直接アドバイス

「ああ、あれはちょっと一番悪い時やで、本当に。バットが出ない時やったからな。まあ、練習でだいぶいい感じになってきたからな。やっぱ試合出たくてウズウズしてたんちゃう? ちょっと空いてたから。まあ、いい結果出たよ、本当なあ」

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