◆米大リーグ ヤンキース―レッドソックス（１５日・米ニューヨーク州ニューヨーク＝ヤンキースタジアム）
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が１５日（日本時間１６日）、本拠のレッドソックス戦の３回に２試合ぶりの５３号２ランを放った。
９月１５日は通算３０００安打を放ちながら、大地震への救援機が墜落して亡くなったロベルト・クレメンテ氏を称える日。ジャッジも同氏の背番号２１を着けてグラウンドに登場。昨季、同賞を受賞した事もあって試合前に表彰された。
右腕クロフォードに第１打席はスプリットで３球三振に倒れたが、３回無死一塁では０―１から１４８キロの真ん中直球をたたいた打球は中堅方向に一直線。１８０キロの速度でバックスクリーン中段に約１３６メートルの飛距離となって飛びこんだ。
再び５７本ペースとなり、打点も１３２点となって、一昨年の１３１打点を超える自己新記録。本塁打では２位に１２本差、打点は２５点差をつけ２冠王はほぼ確定。１分の差をつけられている打率でもウィット（ロイヤルズ）を追って、３冠王への可能性も残している。