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大谷翔平が2打席連続2点適時二塁打で独り舞台 1人で2打点で7回に2―2に追いつく…負ければマジック消滅

スポーツ報知 2024年9月16日 10時1分

◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(15日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、敵地・ブレーブス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1―2で1点を追う7回2死一、二塁の4打席目は、2番手左腕・リーと対戦し、2打席連続適時二塁打となる右翼への同点適時二塁打を放った。

 ブレーブスの先発は、チャーリー・モートン投手(40)。今季は試合前の時点で8勝8敗、防御率4・11で、通算138勝を挙げているベテラン右腕だ。大谷はこれまで9打数1安打、4三振の打率1割1分1厘。唯一放った安打は昨季で、今年5月に対戦した際には、一ゴロ、四球、空振り三振で、出塁した際には二盗を決めていた。

 初回先頭の1打席目は、空振り、見逃し、空振りで3球三振。10打席連続安打なしとなった。両軍無得点、3回1死走者なしの2打席目は、カウント1ボール、2ストライクから内角の95・8マイル(約154・2キロ)直球に手が出ず見逃し三振に倒れた。

 それでも0―2で2点を追う5回2死一、三塁の3打席目。内角低めの94・5マイル(約152・1キロ)を力いっぱいに引っ張ると、右翼線へ打球速度114・4マイル(約184・1キロ)という鋭い当たりで、適時二塁打とし、3試合、12打席ぶりの安打で、チームに11イニングぶりの得点をもたらした。さらに1―2で1点を追う7回2死一、二塁の4打席目でも外角低めのスライダーに最後は右手1本で食らいつき、2番手左腕・リーから右翼へ適時二塁打。大谷の2打点だけで追いついた。

 11日(同12日)の本拠地・カブス戦では47号先頭打者本塁打を放つと、二盗と2点適時打もマーク。4打数2安打3打点、1盗塁の大暴れだったが、1日の休養日を挟んだ13日(同14日)からの10連戦となる、敵地・ブレーブス戦では、2試合連続で無安打と沈黙した。

 試合前の時点で「47本塁打&48盗塁」。この試合を含めて残り14試合で、前人未到の「50―50」へ前進できるかに期待がかかっている。ドジャースはこの試合で敗れると地区優勝へのマジック「11」が消滅する。

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