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【巨人】1か月半ぶりの先発の赤星優志が6回3安打1失点の好投で今季初勝利の権利を持って降板「一人一人全力で勝負することだけを考えた」

スポーツ報知 2024年9月16日 16時1分

◆JERA セ・リーグ 巨人―中日(16日・東京ドーム)

 巨人の赤星優志投手が16日、広島戦で先発。6回76球を投げ、3安打1失点で今季初勝利の権利を持って降板した。

 赤星は初回、先頭・岡林を三ゴロ。ここから福永、川越を2者連続で直球で空振り三振。岡本和の2ランで2点の援護をもらった2回にも4番・石川、5番・宇佐見を空振り三振。前のイニングから4者連続三振を奪うなど、3者凡退。3回もテンポ良く打者3人で片づけた。

 2―0のまま迎えた4回には先頭・岡林に左翼への二塁打を浴びて、初めて走者を出したが、4番・石川を右飛に打ち取るなど後続を断った。内海投手コーチは「素晴らしい。今まで悔しい試合が多くあったし、今までの鬱憤(うっぷん)を今日の試合で晴らせるように投球していってほしい。真っすぐで押せているし、この後もいけるところまで全力で抑えにいってほしいね」と言葉を送った。

 5回も3者凡退に抑えた右腕だったが、2―0の5回。この回の先頭・板山に初球のフォークを捉えられて、右翼席へ3号ソロを浴びた。それでも続く9番・松木平を空振り三振。1番・岡林に遊撃への内野安打を浴びたが、2番・福永を中飛。3番・川越の打席で捕手・岸田が岡林の二塁への盗塁を阻止してリードを守り切った。

 大量得点となった6回の打席で代打を送られ、赤星は今季初勝利の権利を持って降板となった。

 降板した赤星は「長いイニングを投げる事は考えずに、一人一人全力で勝負することだけを考えていました。この後はチームの勝利のためにベンチで応援します」と話した。

 赤星は今季はここまで先発と救援として19試合に登板し、0勝7敗、防御率3・36。前回先発の翌日となる8月3日に出場選手登録を抹消されていたが、同23日に救援として再昇格していた。先発は8月2日・ヤクルト戦(東京ドーム)以来約1か月半だった。

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