フィギュアスケート男子シングルの２０１０年バンクーバー五輪銅メダリストで、アイスダンスでも活躍した高橋大輔さんが１６日、ＫＯＳＥ新横浜スケートセンターで行われたアンバサダーを務める「スカイコート株式会社」主催のスケート教室で講師を務めた。
子どもたち９５人に、約１時間にわたって指導し、「みんなすごく意欲的に取り組んでくれたのですごく楽しかった。『スケート楽しかった人？』って言ったら、みんなが『はい』って言ってくれたのですごくうれしかった。スケートをやったことがない子たちと触れ合うことはすごく新鮮。このきっかけを通して、スケートに魅力を感じてくれたらうれしい。毎回、どれだけ楽しくできるかっていうのは考えている。何か一つでも、自分の中の刺激になればいいなと思う」と話した。
最後、上級者にはスピンも指導。高橋さん自身は「スピンはそんな得意じゃない。面白さはないと思いますね（笑い）」と言うが、「スピンは結構一番大変というか、体力も使う。練習すればするほど、上手にはなる。スピンだけは地道にやるしかないものだと思う。力を入れてやってもらいたい」と思いを込めて、熱心に教え込んだ。
自身の今後については、「アイスショーは基本メインでやっていきたい。今回映画もやらせていただいて、すごくやりがいというか、すごく好きだなと思っている。そういった部分もチャンスがあればやっていきたい」と意欲。
また、自身がデザインしリノベーションに挑戦した物件が、建築業界でも実績のある名古屋モザイク工業主催の「Ｄｅｓｉｇｎ Ａｗａｒｄ ２０２４」住宅部門でファイナリスト優秀作品に選出。応募総数４３６点の中の１５作品に選ばれ、「率直にうれしい。自分自身がちょっと成長できてるのかなっていうことを、評価していただけたような気持ちにもなって、すごくうれしかった。少し自信にもなったのでまた時間あれば、もうちょっと上に行けるように頑張りたいなと思います（笑い）」と語った。