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【阪神】岡田彰布監督、好守に決勝犠飛の前川右京を絶賛「何とかしてくれると思ってました」…一問一答

スポーツ報知 2024年9月16日 18時28分

◆JERAセ・リーグ 阪神3―0ヤクルト(16日・甲子園)

 阪神・岡田彰布監督が、好守に決勝犠飛の前川を絶賛した。勝負と位置づけた甲子園7連戦を5勝1敗(12日は悪天候で中止)で乗り切り、首位・巨人とは2差をキープ。残り10試合。大逆転での連覇を目指す。

 

 以下、監督の一問一答。

(テレビインタビュー)

―大竹が6回3安打無失点。

「初回ですね。ね、ほんと前川のプレーがなかったらと思ったら、大きいですね」

―大竹はとくに良かった部分は。

「緩急のピッチャーなんでね。だから、3回くらいからですよね。持ち味を出せたというか。初回はちょっと力んでね、あんなフォアボール出すピッチャーじゃないんで。そういう意味でも前川のプレーは大きかったですね」

―大竹は3連勝、2年連続2ケタ勝利。

「あーそうですね」

―この終盤に頼もしい投球続けている。

「そうですね、だいぶ相手のバッターが慣れたと思うんですけど。でもね、うまく最少失点で、今日はゼロですけど。ずっと、そういう意味では勝ちにつながる投球というかそういうのはできてますね」

―4連勝中リリーフが無失点。

「いやいや、まあ、6回までいってくれると1人休める展開にもなるし。他のこないだの富田とかも、他のピッチャーもすごく良い仕事してるんで。だから何とかね、6回、7回ぐらいで追い越しとけばというのはあるんでね。リリーフ陣の頑張りもすごくあると思いますよ」

―6回に前川が左投手の田口から犠飛。

「いやいや、もう全然代えるつもりもなかったし、今日は初回から前川のゲームかなと思ったんで、何とかしてくれると思ってましたけどね」

―7回の森下のタイムリーも大きかった。

「そうですね、やっぱり3点目大きかったですね」

―終盤の森下の勝負強さは。

「いやいや、もうね、2打席は全然ダメだったんですけど、センターに打て言うて、そいたらヒット出るんだからね、最初からああいう打ち方すればいいんだけどね」

―前川に打点がついて、他の先発メンバーは全員安打。単打で12安打。

「曲がりなりに言うたらおかしいんですけどね、やっぱりヒット、そういう感じで一試合に一人1本ずつ打てるいうことはすごくいことだと思うし、後ろにつなげていけるという意味でもね、それはみんな選手間の信頼関係というかね、後ろに回しとけばっていうのが、そういう意味ではいい効果が出てると思いますね」

―4連勝で貯金も今季最多を更新して11。残り10試合に向けて。

「いや、もうね、ちょっと間隔空いたりしますけど、目の前の試合をね、とにかく勝っていくだけですね」

(ペン記者囲み)

―初回の前川のプレーがなければ、どうなっていたか。

「おーん、なあ。あれは大きかった、ほんま。左利きで良かったよ。右だったら捕れてないかも分からんなあ、おーん」

―守備も出ているうちに。

「そうやなあ。今日も島田いこうと思っとったけどな。多分、決勝打も前川やし、ヒーローインタビューも前川やと思ったから、もう最後まで出したよ(笑い)。(ヒーローは)違うの?前川違うの? 前川やな」

―あのプレーで試合展開が変わる。

「そら変わるよ、あれ3点入ってるもんなあ、初回。まあちょっとコントロール悪かったからなあ、力んでなあ、球数も初回多かったし。あれ(増田の大飛球)も完璧逆球やろ、狙ってても、中いかんかったからなあ」

―大竹が2年連続2ケタ勝利。

「そら大したもんと思うよ、それは、おーん。まあ、あとは規定イニングを気にしとるけどな(笑い)、おーん。いや、(自軍が)ゼロやったらもう1イニング投げさせとったよ。追い越してなかったら、点が入ってなかったらな、6回に。それはいくつもりやった」

―緩急の使い方。

「一番はコントロールと思うよ。やっぱり今日も3回くらいからそういうピッチングと思うよ、俺はね。まあ、なあ、うまいことフォアボール出してもなんだかんだ嫌なバッターはな。うまく点を取られんように、あれはもう制球難のフォアボールじゃないよ。嫌がっているなってみんなに見せてるやんか。なあ、ストライク取りにいってのフォアボールじゃないもんな。それであと抑えたらええわけやもんな、おーん」

―大事な7連戦と言っていた。

「まあ、地の利もあるからな、甲子園というのもあったらかね、なんとか、おーん。まあ、雨で1試合、雨あったけど、まあ十分じゃないかな、でもな」

―あの雨も良かった。

「雨良かったってあんなん野球でけへんよ。何を言うとんねん。中止にしたんちゃう、でけへんて」

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