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【DeNA】伊藤光が攻守で奮闘 決勝打含む猛打賞「祐大が抜けたからチームが落ちたと思われるのは一番、嫌」

スポーツ報知 2024年9月16日 21時16分

◆JERA セ・リーグ 広島2―11DeNA(16日・マツダスタジアム)

 DeNA・伊藤光捕手が攻守で流れを寄せた。

 「祐大が抜けたからチームが落ちたと思われるのは一番、嫌」。8月24日のヤクルト戦(神宮)以来の先発マスク。15日の広島戦(マツダ)で死球を受け、右尺骨骨折で離脱した山本に代わり約2年ぶりに東とバッテリーを組んだ。昨季、最優秀バッテリー賞を獲得した東と山本のコンビの良さを感じつつも「いつもと違うことがしたい」と試合中に話し合いながら試合を作った。中継ぎ陣も含めて計5投手をリード。打っては、同点の2回無死一、三塁に右前へ勝ち越し打を放つなど5打数3安打2打点。経験豊富なベテランがチームの窮地を救った。

 山本の台頭もあり、今季は29試合の出場にとどまっている。それでも「こういう不測の事態が起きるというのが長いシーズンの中でもある。それが今日だった。カバーできないと本当にチームとして強いのかというのを問われる。昨日の晩からめちゃくちゃ自分にプレッシャーをかけて臨んだ。結果、勝ててよかったです」と安堵の表情を浮かべた。

 三浦大輔監督も「しっかりとどんな時でも準備してるからこそ、ああいう形でいい結果につながったと思います」とねぎらいの言葉をかけた。

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