ＦＡＮＴＡＳＴＩＣＳ・八木勇征主演の縦型課金ショートドラマ「最期の授業―生き残った者だけが卒業―」に、菊池日菜子、田鍋梨々花、山中柔太朗、星乃夢奈（ゆな）、志田こはくの５人の若手俳優、モデルらが生徒役で出演することが１７日、発表された。
日本テレビ制作のオリジナル作品で、１１月に新ショートドラマアプリ「ＵｎｉＲｅｅｌ」（ユ ニリール）の第１弾企画として配信される同作（１話１分～５分、全話一挙配信）。
同僚の恋人を失った３年Ｆ組の担任・丸山武（八木）は復讐（ふくしゅう）を誓い、卒業式前日、「最期の授業」という名のもとに担任するクラスの生徒を音楽室に集め、デスゲームを仕掛ける。総勢２０人が生徒役で出演するが、今回は第１弾キャストになる。
菊池は物語のキーパーソンの一人で、「１軍女子」の星野くるみ役。「台本を読んでいる間、ずっと“脳みその熱い感覚”が続いていました。死が身近にある場所で生きることに、どん欲になる姿、生きることへの本当の姿が映し出されるのではないかと感じています。カメラの前に立った時、どう感じてどう生きられるかがまだ見えていない分、楽しみです。本当の意味で『生きることへのどん欲さを表現できるか』を、常に自分に問いかけ、模索しながら作っていけたらと思います」と意気込んだ。
田鍋はカースト最上位に位置する「１軍女子」のひとり、佐藤里奈役。「タイトルを聞いて、どのような物語だろうと思い、早く台本を読んでみたいと思いました。緊迫したシーンも多い作品。先生、デスゲームに巻き込まれる生徒たちと一緒に（作品を盛り上げられるように）頑張りたいと思います。サイコパスな作品にも興味があるので、どのような仕上がりになるのか楽しみです」と話した。
Ｍ！ＬＫとしても活動する山中は「１軍男子」の宮城陸役。「このような作品に出演したいと思っていたのでうれしかったです」と歓喜。「宮城はクラスの中心人物的なところがあって、在り方次第でクラスの雰囲気が変わってくると思います。監督といっぱい話し合って、役を突き詰め、宮城陸として生きられるように頑張りたい。お芝居という言葉では片付けられないくらい、感情をむき出しにしてやっていきたい」と力強く語った。
星乃夢奈は、菊池、田鍋と同じく「１軍女子」の中村美紀役。「ここまで生々しく、どす黒い作品は珍しいと思います。地上波だともしかしたら難しい作品で、縦型ドラマだからこそできる内容かもしれないと思います。楽しみですし、視聴者の皆さまに新鮮な気持ちを届けられるのではないかと思います」。明るくてキャピキャピとしたキャラクターには「自分の立ち位置を守ろうとする（役）。見た目はかわいらしいのですが、自分の命を守るためだったら人間はここまでひょう変するのか、というところを表現しきれるように頑張ります」と話した。
志田は女子の仲良し３人組のひとり、鈴木優衣役。「命に関わる作品、アクション系の作品が大好きです。こういう作品は初めてなのですごく楽しみ」と心待ちの様子。「皆さんものすごい熱量を持っているので、私も負けないくらいの熱量でいい作品を作れたら。縦型ドラマでインパクトのある面白い作品。１話、１話楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。