Ｊ１柏は１７日、千葉・柏市のグラウンドで公開練習を行った。練習はミニゲームなどを約１時間。練習後、取材に応じた日本代表ＦＷ細谷真大が、今月のＷ杯アジア最終予選について語った。
森保ジャパンは２戦１２発（５日・中国戦７〇０、１０日・バーレーン戦５〇０）の好発進を見せたが、細谷は２戦連続でベンチ外。代表活動の中で「普段味わうことのできない強度などを練習で学べた」と収穫は得たものの、「（試合に出て）吸収できるものはあると思うので、その悔しさはある。行ったことに意味はあるかもしれないが、やっぱり出たかったなというのはある」と本音もこぼした。
試合には出場しなかったものの、「サイドから崩せるチームだったので、ポジショニングが良ければすぐにシュートを打てるというところはイメージできていた。（試合の中で）背負う時間帯が多かったが、自分自身もそこは外から見てもできるなというのはあった」とプレーするイメージは常にしていたという。
出場するポジションについても「ストライカーでチャンスはものにしたいと思っている」と語ったが、「（前線の）人数も多い中で、自分をどう見せていくかも重要。シャドーやサイドもできることを少しはアピールしながらやっていけたら」と複数のポジションへの対応にも意欲をみせた。
チームは現在１６位で、Ｊ２降格圏の１８位・磐田とは勝ち点２差。Ｊ１残留へ正念場を迎えている。２１日のアウェー・鹿島戦へ向けて「勝つ気持ちが一番大事だと思っている。自分自身も結果にこだわりつつ先制点とれるように頑張っていけたら」と意気込んだ。