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霧島、立ち合い変化も大の里に完敗 八角理事長「元大関として恥ずかしい」「気の弱さが出た」

スポーツ報知 2024年9月17日 20時5分

◆大相撲 ▽秋場所10日目(17日、東京・両国国技館)

 元大関の関脇・霧島(音羽山)は、1差で追いかけていたトップの関脇・大の里(二所ノ関)との一番、左で張りながら左に体を動かす立ち合い変化。しかし、すぐに体勢を立て直した相手に右差しを許し、そのまま一気に寄り切られた。

 支度部屋では開口一番「言うことはありません」と唇をかんだ。その後、一呼吸置き「全くダメだった。いろいろな立ち合いを朝から試していたが、全くできなかった」と振り返った。八角理事長(元横綱・北勝海)は「元大関として恥ずかしい。気の弱さが出た」と指摘した。

 これで大の里戦は3戦3敗。師匠の音羽山親方(元横綱・鶴竜)は取組前に「これ以上、大の里に連敗するわけにはいかない。ここで1つ勝つこと。ただの一番ではない」と奮起を期待したが、まさかの結果に。これでトップとは2差となったが「残り一番一番しか考えていない」と残り5日へ向けて前を向いた。

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