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【巨人】 ドラ2左腕が2軍戦初先発で、収穫と課題の3回1失点「スタイルや配球を明確にしていければ」

スポーツ報知 2024年9月17日 22時54分

◆イースタン・リーグ 西武2―0巨人(17日・ベルーナドーム)

 巨人のドラフト2位・森田駿哉投手が17日、公式戦初先発した。4月下旬に受けた左肘手術から8月中旬に復帰後、5度目の登板。3回で58球を投げて、2安打2四球、1失点だった。

 収穫と課題が見つかった。2軍戦では初先発となったマウンドで、最速145キロの直球にスライダーやツーシームを駆使。3回1死三塁での暴投で1点を失ったが、最少失点にまとめた。「左打者に関してはインコースを使って外のスライダーを振らすことができた。そこは良くなっている」と、好感触。一方で、右打者に対して2四球を与えたことを反省点として挙げながら、「右バッターに苦労した。右打者の配球は課題としてあるので、つぶしていければ」と見据えた。

 新たな顔ものぞかせた。ベースの横幅を広く使った投球スタイルの左腕は「先発だったら縦の球は有効」と、この日はフォークを2球投じた。「精度を上げていけばもっと楽になると思う」。配球の幅を広げる新たな武器となりそうだ。

 今後は先発調整を続けながら、球数やイニング数を増やしていく見込み。「自分のスタイルや抑え方というのを明確にしていきたい。困った時にこれといったボールを増やしていきたい」。上の舞台を目指して、森田は自分と向き合い前へ進んでいく。

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