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大谷翔平、「50―50」へM4 世界一の地で豪快48号2ランも4打席3三振

スポーツ報知 2024年9月18日 9時41分

◆米大リーグ 米大リーグ マーリンズ―ドジャース(17日、米フロリダ州マイアミ=ローンデポパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、敵地・マーリンズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、1点を追う6回2死一、三塁の4打席目は3球で空振り三振に倒れ、この日3つ目の三振となった。

 マーリンズの先発は、ダレン・マコーン投手(28)。大谷は初対戦だった。大谷の初回先頭の1打席目はフルカウントから見逃し三振。最後は低めのシンカーに手が出なかった。圧巻の一打が出たのは4点を追う3回1死一塁の2打席目。カウント1―1からの3球目だった。内角低め82・2マイル(約132・3キロ)スライダーを振り抜くと、右翼席上段に飛び込む圧巻の打球速度105・3マイル(約169・5キロ)、飛距離402フィート(約123メートル)という一打だった。5試合、23打席ぶりの48号は、走り出す必要のない確信弾。30球場目のホームランで、30球団の本拠地で本塁打が出ていないのはシンシナティのグレートアメリカンボールパーク(レッズ)、フィラデルフィアのシチズンズバンクパーク(フィリーズ)のみとなった。

 同点の4回2死走者なしの3打席目は1ボール、2ストライクから内角低めの直球で空振り三振。1点を追う6回2死一、三塁のチャンスで迎えた4打席目は3球で空振り三振を喫した。

 13~16日(同14~17日)の敵地・ブレーブス4連戦は本塁打も盗塁も出ず、14打数2安打。「47本塁打&48盗塁」で4試合連続足踏みとなった。2試合連続で2打点を挙げているが、4連戦中は3試合が無安打。場所を変えてこの試合を含めて残り12試合で、前人未到「50―50」への前進が期待され、地区優勝へのマジックも「9」となっている。

 ローンデポパークでは22年に2試合に出場して7打数1安打で、30球団の本拠地球場で本塁打のない3つの球場のうちのひとつだった。昨年3月にはWBCの準決勝・メキシコ戦、決勝・米国戦を戦い、頂点に立った思い出の球場。約1年半ぶりに同球場に立った。この日の試合は「Japan Heritage」として日本の文化などが紹介された一戦。試合前には空手の実演が行われて、イニング間は太鼓演奏が行われ、歌手のナオト・インティライミが日本国歌「君が代」を独唱した。

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