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大谷翔平に48号献上も3奪三振 マーリンズが粘りの継投でドジャースに勝利

スポーツ報知 2024年9月18日 12時5分

◆米大リーグ マーリンズ11ー9ドジャーズ(17日 米フロリダ州マイアミ=ローン・ディポー・パーク)

 ナ・リーグ東地区最下位のマーリンズが6投手を注ぎ込んだ粘りの継投で、ナ・リーグ西地区トップのドジャース強力打線に対抗。大谷翔平には48号を献上したが、同点に追いつかれても勝ち越しを許さず、11-9で接戦を制し、同カード初戦を白星で飾った。

 試合前、最強軍団に全力でぶつかると意気込んでいたシューマッカー監督は「我々のブルペンは素晴らしかった。どのイニングも、クリーンアップを打席に迎えているようだった。失点もあったけど、オーケーだ」と、12安打されながらも、しのぎきった投手陣を褒めた。

 大谷との対戦は、1本塁打を含む5打数1安打。「彼はスーパースターだから、そういうことは起こり得る」と1被弾は”致し方なし”の認識。それより、6回2死一、三塁のピンチで空振り三振を奪った3番手・バッカーに対して「大谷は永久に打席に迎えたくない打者だが、勝負所で素晴らしいボールを投げた」と絶賛。大谷から3三振を奪った中継ぎ陣をねぎらった。

 バッカーは「ボールを外角に集めるつもりだった。2球目の低めのチェンジアップで空振りが取れたので、次は同じ球を外に投げてみた」と3球三振を満足そうに振り返った。

 大谷に本塁打を打たれながらも三振も奪った先発・マコーンは、「内角と外角をうまく使って、タイミングをずらす戦法だったが、ホームランは、逆球になってしまった。スライダーを外に投げるつもりだったが、彼は、内角を待っていたようだ」と反省した一方で、「カウントを悪くするとやられるので、ストライク先行を心掛け、打者1人1人に集中して向かっていった」と、充実感をにじませた。

 強敵に競り勝ち、今カード白星発進。借金「39」軍団が意地をみせ、クラブハウスに活気がみなぎった。

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