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スキラッチ氏が死去…59歳 90年イタリアW杯得点王&MVP、94~97年に磐田でプレー

スポーツ報知 2024年9月18日 19時9分

 サッカーの1990年イタリアW杯の得点王で、J1磐田でプレーした元イタリア代表FWのサルヴァトーレ・スキラッチ氏が死去したことが18日、磐田関係者の話で分かった。59歳だった。

 スキラッチ氏は9月初めからパレルモ市民病院に入院し、危篤状態に陥っているとイタリア公共放送「Rai」など複数のイタリアメディアが伝えていた。英BBCなどによると、2022年に大腸がんを患い闘病していたという。

 故郷パレルモのメッシーナでプロキャリアをスタートさせたスキラッチ氏は、イタリア1部のユベントスやインテルなどで活躍。母国開催となった90年イタリアW杯では、大会得点王と最優秀選手に輝き、イタリア代表を3位に導いた。1994年にJ1磐田に移籍し、95年には34戦31ゴールを大活躍。1997年に現役生活を終えた。

 16年11月には、日伊国交150周年を記念した慈善試合「ユベントスレジェンドチャリティーマッチ」(群馬・正田スタ)でユベントスレジェンズの一員として出場。1得点と挙げ、観客を沸かせていた。

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