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錦木が2敗守る 若隆景に粘り勝ち V戦線残るも「夢は小さくコツコツと。三賞がほしい」

スポーツ報知 2024年9月18日 19時53分

◆大相撲 ▽秋場所11日目(18日、東京・両国国技館)

 西前頭13枚目・錦木(伊勢ノ海)が2敗を守り、優勝戦線に踏みとどまった。東同7枚目・若隆景(荒汐)との2敗同士の対決は、立ってすぐに右四つで組み合う展開に。互いに巻き替え左四つになると、土俵中央でしばらく膠着(こうちゃく)状態になった。相手が出てきたところを土俵際の懸命の小手投げで転がした。

 幕内では過去4戦4敗の難敵を撃破し、「やりづらいですもん。自分から動いたら、墓穴を掘りそうな気がしたので、無理して行かない方がいいと思いました」と34歳のベテランらしく、粘り勝った。「勝つと思っていなかった。どうしましょう」と、おどけた。

 単独トップの関脇・大の里(二所ノ関)を2差で追い、逆転賜杯の可能性も残されている。ただ錦木は「夢は小さくコツコツと、です。三賞が欲しいですね」と無欲を強調していた。

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