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【ロッテ】メジャー通算103勝左腕・カイケルが4回に突如乱調 2個の押し出しを含む4失点…球審の際どい判定にいら立ち

スポーツ報知 2024年9月18日 19時38分

◆パ・リーグ 楽天―ロッテ(18日・楽天モバイルパーク)

 ロッテの新助っ人で15年のサイヤング賞左腕のダラス・カイケル投手は4回に突如乱調し、1点ビハインドの1―2の4回に2個の押し出し四球を与えるなど4点を失った。普段は温厚な左腕だが、際どい判定が続き、押し出し四球を与えると、マウンド上でいら立ちをあらわに。4回6安打6失点で降板し、5回からは2番手・小野郁がマウンドに上がった。

 2回には1死から安田に140キロのツーシームをはじき返され、強烈なピッチャー返しの打球が襲ったが、素早く反応して好捕。メジャー通算103勝で、計5度のゴールドグラブ賞に輝いた自慢のフィールディングを披露した。

 それでも、3回には先頭・伊藤に左中間への二塁打を許すと、続く8番・小深田のバント処理で捕手・田村が三塁に悪送球。ボールがレフトのファウルゾーンを転々する間に、一気にホーム生還を許した。さらに1死三塁とし、1番・小郷の中犠飛で2点目を失った。

 ポランコの2戦連発となる21号ソロで1点差に迫ったが、4回には3本のヒットで無死満塁にすると、7番・伊藤にはストレートの四球を与え、判定に不服そうな表情を浮かべた。さらに1死を奪った後、9番・太田には左前適時打を許し、リードは3点に広がった。さらに1番・小郷にもストレートの四球で押し出し。白井球審の際どい判定に、普段は温厚な左腕も両手を上げるなど、いら立ちを隠せなかった。

 チームはこの試合に敗れると、4位タイだった5月4日以来、約4か月ぶりの4位転落となる。

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