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山本草太、合計262・72点で逆転優勝 フリー4回転3本成功で自己ベスト上回る

スポーツ報知 2024年9月21日 6時0分

◆フィギュアスケート ▽ネーベルホルン杯 第2日(20日、ドイツ・オーベルストドルフ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位発進の山本草太(中京大)が、フリー1位の183・73点、合計262・72点で逆転優勝を果たした。

 4回転サルコー、4回転―3回転の連続トウループを決めると、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)―1オイラー―3回転サルコーの連続も成功。基礎点が1・1倍になる演技後半にも、単発の4回転トウループを決めるなど、全7本のジャンプをミスなくそろえてみせた。

 フリーの自己ベストはこれまで、22年GPファイナルでマークした179・49点だったが、今回は183・73点と上回る高得点を出した。

 山本は7月の全日本合宿時、今季に向けて「今季は世界選手権に出場して、自分のすべてを発揮できる、力を出し切りたい。シーズンを通してレベルの高いものを維持して、頑張っていけたらと思う」と意気込み。GPシリーズは、第2戦スケートカナダ(10月25~27日・ハリファックス)、第5戦フィンランド大会(ヘルシンキ)に出場を予定している。

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