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河村勇輝「必ずNBAのコートに立ちたい」世界最高峰の舞台挑戦へ出発 テーマは「修行」 10月1日からキャンプ

スポーツ報知 2024年9月21日 19時6分

 バスケットボール男子のパリ五輪日本代表で、NBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約を結んだ河村勇輝が21日、渡米前の羽田空港で取材に応じ「ワクワクもしていますし、緊張ももちろんある。すごくいい経験になると思うので楽しみ。こんなに早く、まさか僕のバスケットボール人生でNBAに挑戦する日が来るなんて、正直ほんとに思ってもなかった」と話した。

 いよいよ踏み出す夢への第一歩。まずは10月1日から始まるキャンプでアピールし「時間はもしかしたらかかるかもしれないが、自分と向き合って成長して、必ずNBAのコートに立ちたい。自信はもちろんある」と決意した。今回は通訳などもつけず、たった一人での渡米で、テーマは「修行」。河村は「とにかくバスケットボールがうまくなるように、人としても成長できるように」と誓った。

 今回は大きなチャレンジの“仲間”として、マイバスケットボールを持って来たが、空港でまさかのアクシデント。「自分のバスケットボールは持って行きたいと思って持って来たが、空気を抜くの忘れていて、(空港の)チェックイン時に持っていけないことになった」と思わぬ事態に。NBAの公式級は、国内のBリーグや国際大会で使用されるボールと重さなどが異なり、「あっちでボールを買って、練習のときだけではなく、生活の中でもボールを触りながら常に感覚を研ぎ澄ませていく」。

 出発前には、過去のチームメートや恩師、家族とも時間を過ごし、エールをもらった。NBAレイカーズの八村塁や、同じくペイサーズのキャンプからNBAに挑戦する同世代の富永啓生と、NBA選手として対決することも目標とし、「コートに立って戦える日が来ればいいなと思っている」と語った。

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