スコアレスドローに終わった町田―札幌戦を視察した日本代表の森保一監督が２１日、２６年北中米Ｗ杯のアジア最終予選で対戦するオーストラリア代表のアーノルド監督が辞任したことについて「そこは人ごとではない。（日本が２連勝した）９月の結果が同じようなことであれば、自分も今みなさんの前で話していなかったかもしれない」と、改めて代表監督としての責任の重さを感じ取った。
オーストラリアは９月の２試合で１分け１敗。日本は１０月１５日にホームで対戦するが「過去の試合のデータが有効になってくるかわからない。さらに難しくなる」と続けた。
また９月に招集した町田ＤＦ中山雄太が、１４日の福岡戦で右膝の内側側副じん帯損傷し、この試合も欠場したことについて「大切な選手が怪我でいなくなることは、戦力的に痛い。選手にとってもチームにとっても痛いですけど、おれが日本代表を勝たせる、という思いでプレーできる選手はたくさんいますので、また力のある選手に期待したい」と話した。