Infoseek 楽天

エディー・ジャパン 格上フィジーに完敗…フィジカルバトルで後手「リーグワンでは味わえないプレッシャー」

スポーツ報知 2024年9月22日 0時16分

◆ラグビー パシフィック・ネーションズカップ決勝(21日、花園) 日本 17(10-10、7ー31)41 フィジー

 世界ランク13位の日本は、同10位のフィジーに17―41で敗れ、準優勝に終わった。日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「タフなテストマッチだった。どの部分でも勝る面がなかった。現状を知るいい機会となった」と振り返った。

 前半は1トライずつを奪い、10―10で折り返し。だが後半に4連続トライを許すなど崩れた。先発SHの藤原忍(東京ベイ)は「接点周りにプレッシャーがかかって、ボールがこぼれたり攻撃が継続できなかったり。そういうところから相手の勢いに飲まれた」と回顧。個の能力が高い相手に後手に回り「リーグワンでは味わえないプレッシャーでやれたことは、収穫になった」と語った。

 昨年のW杯で8強に入った格上相手に痛感したフィジカルの差。藤原は「より、お互いがプレッシャーをかけながら」と練習から強度を上げる必要性を説く。「プレッシャーがかかって、投げなくていいところで投げたり」と、パスが繫がらない点も課題にあがる。次戦は10月26日のニュージーランド戦。フィジーより数段、格上だ。藤原は「ハードワークしないと。ディフェンスでも、セットするスピードをあげていかないといけない」と、改善を誓った。

この記事の関連ニュース