◆JERA セ・リーグ 阪神1―0巨人(22日・甲子園)
巨人の菅野智之投手が8回125球の完投も7安打1失点で3敗目を喫した。また、ビジター球場での連勝は10で止まった。
菅野は初回を3者凡退に抑えたが、3回2死一、三塁で中野に右前への適時打を浴びて、先制を許した。
その後は4、5、6回と走者を出したが、無失点投球。さらに続投した7、8回はそれぞれ3者凡退に打ち取る安定した投球だった。しかし、力投も報われず、打線が得点を奪えないまま、敗れた。
杉内俊哉投手チーフコーチは右腕について「がんばった。なかなか点数が入らない状態でも粘り強く投げてくれたんでね」と語り、「バサマ(船迫)も高梨も2連投中だったのでね。よく頑張ってくれたなと思います」と勝利はつかめなかったものの、中継ぎ陣を休ませて1人で投げきった菅野をねぎらった。