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【広島】新井監督「すごく気迫を感じた」“矢野の22球”も実らず…最短23日にV完全消滅/一問一答

スポーツ報知 2024年9月22日 22時4分

◆JERAセ・リーグ 中日2―1広島(22日・バンテリンドーム)

 広島が2日ぶりにCS圏外の4位に再転落した。

 先発の森下が、2戦連続の中5日で6回2失点も逆転を許し、ともに自己ワーストの直近5戦5敗でシーズン9敗目(10勝)。打線も初回、4番・小園が5試合連続タイムリーで先取点を奪ったが、その1点だけ。1点6回1死、矢野がプロ野球史上最多となる1打席22球の粘りで四球をもぎとる執念も見せたが、得点に結びつかなかった。

 チームは9月の敵地8戦全敗で、8月29日の中日戦からの敵地9連敗は2007年以来17年ぶり。シーズン残り10試合。今月4日まで首位を守りながら、最短あす23日に6年ぶりリーグ優勝の可能性が完全消滅する。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。

 ―森下は1点リードの2回に先頭四球から同点、5回は1死から9番・涌井の二塁打から勝ち越しを許した

 「本人が分かっていると思う。中5日でゲームをつくってくれたと思います」

 ―直近5戦5敗と黒星が続く

 「うーん。そこはコーチとアナリストと毎回毎回、映像を見ながら、話し合いながら修正してマウンドに上がっていると思うので。きょうのピッチングを見ても、これまでの何試合かより、ちょっと本人も兆しが見えてきているんじゃないかなと思います」

 ―打線は初回にいい形で先取点を奪ったが、1点だけ

 「もう1点というところで、やっぱり羽月(8回1死二塁から矢野の右前打で本塁タッチアウト)のところかな。相手(右翼・細川)が、ここしかないというところを投げてきた。あそこはしようがないと思うし、そこにいくまでの形はつくれていると思う。あと1本というところは、また明日も期待したいと思います」

 ―次打者は3番・秋山だったが、勝負を懸けた走塁となった

 「そうだね。あそこは(代走で)羽月を出しているから。少しでも(送球が)それていれば、というところだったと思う」

 ―矢野選手がプロ野球最多の1打席22球の末に四球を選ぶ粘りを見せた

 「そうですね。気迫の出ている打席だったと思いますよ。すごく気迫を感じた打席だったと思います」

 ―バンテリンDでは直近10戦8敗

 「どうなんだろう。(中日と)同じようなチームカラーだと思うんだけど、あまり勝ちがないというところで、きょうもロースコアだったけど、長打で決められているという試合が結構ある。球場がどうとかじゃなしに」

 ―残り10試合となった

 「一戦一戦いつも通り、しっかり準備して臨みたい」

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