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山本由伸、3回5安打4失点で降板 右肩負傷から113日ぶり白星お預け 初回3失点で復帰後初の自責点

スポーツ報知 2024年9月23日 6時19分

◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・山本由伸投手(26)が22日(日本時間23日)、本拠地・ロッキーズ戦に先発も初回にまさかの3安打3失点。3回5安打4失点で降板した。右肩負傷から復帰後最多の79球を投じたが、同初めての自責点で113日ぶりの勝利はお預けとなった。

 初回の立ち上がり。先頭こそ打ち取ったが、そこから2安打と四球で1死満塁のピンチを背負うと、5番・ロジャーズの二塁への内野安打でラックスがボールをはじく間に2点を失って先取点を献上した。さらに続く打者に四球を与え、7番・ジョーンズの一ゴロの間に1点を失い、3点のリードを許した。初回だけで35球を要した。

 2回は無失点としたが、3回は2死三塁から7番・ジョーンズに左前適時打を浴びた。この日は4奪三振で最速96・5マイル(約155・3キロ)だった。

 山本は中5日で復帰後3度目の登板。右肩を痛めて6月15日(同16日)の登板を最後に負傷者リスト(IL)に入っていたが、今月10日(同11日)の本拠地・カブス戦で約3か月ぶりに復帰すると、4回59球を投げて3安打1失点(自責0)で8奪三振の好投を見せた。同16日(同17日)の敵地・ブレーブス戦では、4回72球を投げて4安打無失点3奪三振。まだ復帰後白星はつかめていないが、プレーオフへ向けて「シーズンで離脱した期間もすごく長かったので、チームのために少しでも多く貢献できるように頑張りたいなと思っています」と意気込んでいた。

 ドジャースの先発陣はチーム最多11勝のストーン、同2位の9勝のグラスノーがともに故障で離脱し、プレーオフを含めた今季中の復帰は絶望的。通算212勝の左腕・カーショーもIL入りしており、復帰プランは不透明とあって、プレーオフでは山本への期待が膨らんでいる。

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