◆米大リーグ パドレス 4―2 ホワイトソックス(22日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)
パドレスのダルビッシュ有投手(38)が本拠でのホワイトソックス戦に先発。6回1/3を投げ、2本のソロ弾を許して2失点。日本人最多となる日米通算203勝はお預けとなったが、毎回となる9奪三振でメジャー90人目、日本人では初のメジャー通算2000奪三振に到達した。チームは逆転勝利で連勝を4に伸ばした。
試合後のNHKのインタビューは以下の通り。
―今季ホーム最終戦で逆転勝ち。
「今も(観客が)すごく盛り上がっているように、このチームもすごく盛り上がっているので。いい形で遠征に行けるのでよかったと思います」
―6回1/3を3安打2失点2奪三振。投球を振り返って。
「(2本のソロ弾を許して)2回ちょっとミスしてしまったんですけど、長いイニングを投げられましたし、(チームが)勝てたのでよかったと思います」
―カーブ、スライダーを多く使い、打者の打ち気をそらした配球について
「全部ヒギー(捕手ヒガシオカ)に任せているので。カーブよく使ってくれてましたし、ツーシームもいいところで使ってくれてたので。楽しく投げることが出来ました」
―メジャー90人目の日米通算2000奪三振を記録
「たくさんの方にクラブハウスの中でも、ベンチの中でもおめでとうと言ってもらってすごくうれしいです」
―281試合目での到達。三振を取ることへの思いや意味とは
「キャリアの最初の方は三振すごく取っていて(周囲から)『三振ばっか考えすぎだ』って言われて気にしてたんですけど、今は三振の方が評価されているので、ちょっと複雑な気分ですけど(笑い)。ま、1番確実にアウト取れる方法なのですごく大事だなと今は思ってます」
―制限リストから復帰して4試合目。コンディションは。
「もうだいぶいいと思いますね。コントロールもいいですし、もうちょっとパワーが出てきたらいいなと思いますけど」
―いよいよ首位決戦でドジャースの本拠ロサンゼルスに乗り込む。
「チームの雰囲気は最高ですし、僕はLA(ロサンゼルス)で投げませんけど、ちゃんと応援して勝ち越せるように頑張りたいと思います」