Infoseek 楽天

【日本ハム】中島卓也、再昇格へ貫禄の2安打1盗塁「いつ呼ばれてもいいように」2軍で打率3割3分3厘

スポーツ報知 2024年9月23日 10時11分

◆イースタン・リーグ 日本ハム8―1西武(22日・鎌ケ谷)

 日本ハム・中島卓也内野手(33)が再昇格に向け、2安打1盗塁と圧巻のパフォーマンスを見せた。22日のイースタン西武戦に「2番・二塁」でフル出場。まずは3回無死一塁から中前打で鮮やかにランエンドヒットを成功させると、7回先頭でも149キロ直球を華麗に流し打って左前打をマークした。

 16年目の33歳。2軍での打率はこれで3割3分3厘となり「1軍にいる時もそんなに悪くはなかったので順調という感じ。試合に出るからには、打たないとダメなので」と守備、走塁に加えてバットでも存在感を出し続けている。

 2年連続最下位から2位と躍進している1軍は現在、若手主体。Aクラスでのしびれる戦いを経験している選手はごくわずかで、16年の日本一をはじめ、短期決戦での戦い方を熟知している宮西尚生投手(39)、そして中島の存在は貴重だ。

 「CS争いの中でまだ試合は残っているので、いつ呼ばれてもいいように鎌ケ谷で自分のプレーをするだけ。(短期決戦は)練習中から雰囲気が違う。緊張して、もっとプレッシャーがかかる中で、いつもどおりのプレーをすることがいかに難しいか。1個のアウト、1本のヒット、歓声がどれだけ変わるかを味わえるのは間違いなく選手にとっていい経験になる」。準備OK、と言わんばかりに、ベテランの言葉に熱が帯びた。

この記事の関連ニュース