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【ヤクルト】高津臣吾監督が6年目の来季も続投決定 課題は山積み 低迷打破できるか

スポーツ報知 2024年9月24日 13時38分

 ヤクルト・高津臣吾監督が6年目の来季も指揮を執ることが24日、決まった。都内で球団幹部らと会談。続投要請を受け、受諾した。この日中に球団から正式発表される予定だ。

 2年契約最終年の今季は134試合目でクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消滅し2年連続Bクラスが決定した。ここまで57勝75敗4分けの借金18で最下位に沈んでいるものの、20年に就任し、翌21年にはリーグ優勝と日本一に導き、22年にリーグ2連覇を達成。衣笠剛球団会長は「2連覇したのは大変なこと」と手腕を高く評価している点も続投にいたる上での大きな後押しとなった。

 今季は塩見、サンタナ、中村など主力が相次いで離脱。投手陣の整備も進まないなど課題は山積する。高津臣吾監督が「一つや二つではない」と語った低迷の要因を改善できるかが、来季の浮上のカギとなる。

 ◆高津臣吾(たかつ・しんご)1968年11月25日、広島県生まれ。55歳。広島工から亜大を経て90年ドラフト3位でヤクルト入団。4度の最優秀救援投手に輝き、04年1月にWソックスにFA移籍。メッツなどを経て06年にヤクルト復帰。韓国、台湾、BC新潟でもプレーし、12年に現役引退した。通算286セーブは歴代2位。180センチ、75キロ、右投右打。

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